1000万円で家は建つ?どんな条件が必要かを解説

1000万円で家を建てたい、どうしたらいい?

1000万円で家を建てられるのか、という疑問についての回答です。

ぶっちゃけ無理ではないです。
しかし、満足な家が建つかというとそうではありません。

建築費用を抑える条件とは?

まず最低限必要なのが、宅地があるということです。
建築基準法に適合した土地でなければいけません。
特に、接道2メートルの確保ができず断念せざるを得ない事例も少なからずです。

そしてその土地に、電気・ガス・水道などのライフラインが既存しているかどうかです。

オール電化にすればガスは不要ですが、プロパンガスという手段もあります。
しかし、上下水道がない場合は大がかりな工事になるので、かなりの予算が必要です。

まず、土地とライフラインが整っているという条件がクリアできているのが条件です。

さらに、建築確認申請が不要の地域だと1千万円住宅も夢ではありません。
ただし、ほとんど建築確認申請は必要と思った方がいいでしょう。

防火地域、準防火地域かどうか

防火地域、準防火地域の場合は基準にあった建物にしなければならないので、窓や玄関扉などに予算がかかります。

さらに上述した内容がクリアできたとして、主要道路から大型の工事車両が乗り入れ可能かどうかも価格に影響します。

工事車両がじゅうぶんに乗り入れ可能で、道路使用許可が不要であれば警備員の人件費の削減ができるので有利といえます。

2022年のウッドショックと、物価高の影響であらゆる価格が高騰しており住宅も高くなっています。
以前は建物価格が700万円の家とかありましたが、今はそういった超ローコストは難しくなっています。

支払いはローンか現金か

そして、費用を削減したい場合は現金払いをしないといけません。
住宅ローンも審査を受けたりする上で、費用が発生します。

完成後は登記費用も必要です。
それらを考慮した上で、手持ちで2千万円近くあれば、1000万円でどんな家が建つのかを打診してみるといいかもしれません。

地盤調査で強化が必要だと、プラス100万円必要となるかもしれませんし。

結論

いろんな条件をクリアできた状態で、6畳のワンルームマンションの間取りのような家であれば、もしかしたら建てられるかもしれません。