ローコスト住宅ってなぜ安いの?
いきなりの結論ですが、大量受注と大量生産だからあの安さが実現できています。
もう少しわかりやすく解説しますね。
ローコスト住宅のハウスメーカーで注文住宅を建てる場合ですが、規格が存在します。
規格型注文住宅で成立しています。
キッチンはこの大きさのこれ、トイレはこれ、お風呂はこう、という具合に設備が決められています。
そういった設備を統一して、大量発注することであらゆる価格を安くしています。
なので、キッチンはあの会社のアレがいいとか、高さを10センチ高くしたいとかそういったこだわりがあると逆に高くなります。
天井の高さを統一すれば、柱の長さも統一できるのでプレカットが簡略化できるというわけです。
それぞれの会社によって、どう統一しているか、それが自分の許容範囲なのかというのがわかれば、どの会社に注文したらいいかもわかってきます。
筆者の場合は、リビング階段は避けたいという希望がまずありました。
あまり条件をつけずシンプルに、と考えていましたが間取りや窓の位置などいろいろ悩みどころは満載でした。
あらかじめ決められたいくつかの間取りからしか選べないと思っていたので、準備不足からのスタートになってしまいました。
3タイプから選べますとか、これを崩さずにならOKとかいろんな会社があります。
設備は選べないけど間取りは規格内でご自由にという会社もあるんです。
あらかじめ決まった間取りから選ぶタイプは、何もいじる必要がないので設計費用が浮きますのでそのぶん安くなります。
設計済みの間取りから選ぶわけなので、打ち合わせの時間も省略できます。
1軒に費やす時間が少なければ、コスト削減になり営業の時間も確保でき売り上げも上げられるという構図です。
ローコスト住宅のハウスメーカーとそこそこいい家のメーカーとの違いは?
まず、顧客対応です。
どの担当に当たるかは運しだいなので、担当が誰かでその先の結果が変わってきます。
担当者の経験もありますが、高い家ほど窓口となる担当の対応は洗練されている印象です。
ローコスト住宅は、ちょっと違うなと感じることもあります。
先々の対応が、雑だったりします。
連絡不足とか、曖昧だったり聞かないと教えてくれなかったり、、、
普通、この先の予定は報告してくるよね、ってのが抜けてるとか。
なので、接客がちゃんとしてないとイヤだと思う場合は、ローコストのワンランク上の方がいいでしょう。
ただし、ランクアップしたから満足がいくかというと、そうでもありません。
担当しだいなので誰かの紹介などで、信頼できる場合以外はある程度の許容範囲を覚悟した方がいいかもしれません。
もちろんローコスト住宅の会社でも、いい担当はたくさんいらっしゃると思います。
電話やメールの対応で、自分との相性がなんとなくわかると思いますので、相見積もりをとりながら取捨選択していくことになります。
まとめ
- 規格型の住宅である
- デザインが豊富に選べない
- 設備や材質(木材など)ランクが低い
- 担当者の当たりハズレも?