2022年のウッドショックの状況と今後の見通しは?
住宅の価格がどんどん値上がりしています。
いつ家を建てるのが正解なのか?
そもそもウッドショックってなに?
2020年の新型コロナのパンデミックを発端に、木材の入手が困難になり価格が高騰しました。
2021年の初め頃から影響を受け始めました。
各国のロックダウンが緩くなってきましたが、2022年冬季オリンピック後から世界情勢が不安定となり、円安が加速しました。
輸入に頼っている日本にとって、円安はあらゆるものの値上げに直結します。
したがって住宅に使われる木材や設備などもますます値上げとなっています。
円安が落ち着けば更なる値上げは抑えられるかもしれませんが、値下げの期待はできないといえるでしょう。
筆者も2021年に注文住宅の契約をしました。
2022年前半に無事引渡しとなりましたが、契約から着工まで半年近く待たされました。
当然ウッドショックの最中の家作りだったので、途中値上げが何度かありました。
3度目の値上げに見舞われそうなときに、すべりこみで契約しましたが、筆者は予算オーバーの対策で家の面積を少し狭くしました。
値上げ対策に有効な手段は?
予算内に収める方法としては、面積を小さくすること、外構を最小限にすること、設備のグレードを落とす事ですね。
住宅メーカーを選定していないのであれば、ランクを落とすことも考えに入るでしょう。
この先もっと値上げになるかもしれません。
計画中であれば、時期を待ってからと考えたくなるでしょうが、建てるのが決定しているのであれば、進めた方がいいのではと筆者は思います。
今後さらに価格が上がることはありますが、下がることは予想し難いですね。
マンションの価格も高騰
コロナ禍やウッドショックなどでマンションの建築も滞ったことから、中古マンションの需要が増えています。
注文住宅をやめ建売り住宅の購入検討に移行した人、新築マンションをあきらめ中古マンションに移行した人も多いです。
そのことで中古マンションの価格も高騰しています。