敷地内電柱を移設・撤去してもらう
自分の家の敷地内に電柱が建っている。
これ邪魔なのですが、どうしたらいいですか?
費用はどれくらい?
どんな手続きが必要なの?
有難いけど、時にちょっと厄介者扱いされる電柱。
必要だったからそこに建っていた、でも年月が経過していらなくなった。
そんな時、どうしたらいいのかを解決しましょう。
これは筆者の実体験に基づいたレポートです。
電柱が建っているのは敷地内
幹線道路から内側にある家の場合、電柱を敷地内に建ててもらい、そこから電気や電話線を引く必要が出てきます。
道路から直接電線に接続できない場合、敷地内のどこかに電柱を建てる事があります。
その電柱を経由して、数軒の家屋に配線されている。
そしてこれは、電気と電話の各1本ずつが建っている状態でした。
近隣の家屋が解体され、通路ができても電柱が邪魔で車両が入れない。
これは困った問題です。
敷地内電柱は土地を貸しているのでお金がもらえる
我家の場合はそこそこ大きめの電柱が1本。
細い電柱が2本あります。
足をかける場所のあるような、太くて大きな電柱の移動は大変です。
今回は、人力で掘り起こして抜く事ができる程度のポール状の電柱の撤去です。
敷地内に電柱がある場合、少額ですが3年に1度土地使用料が入ります。
そんな大した額ではないですよ。
まあお互い様という事ですね。
敷地内電柱を抜くのにかかる費用は?
ズバリ、無料です。
敷地内であれば無料で移設、撤去をしてもらえます。
どうしてもあると困る時は、相談してみましょう。
電柱に社名やマークがあるので、すぐわかるでしょう。
ただし、公道にある電柱を移動してもらうの場合は、何百万かの費用がかかるのでご注意を。
家を建てる際は要注意!
電柱の撤去や移設には、相談して依頼して完了するまでに半年ほどかかります。
地域や土地の状況にもよりますが、数ヶ月かかるので予定がある場合は事前に準備が必要です。
小さい電柱であれば、調整して早めにできる事もありますが、余裕を持つに越した事はありません。
電柱撤去までの工程
準備するもの
「敷地内電柱に関する書類」
なければ、電柱に社名やロゴ、番号などが書いてあるのでメモする。
写真をとっておいて、相談の際にオンラインで写真を見てもらうと話が早いです。
電力会社かNTTがほとんど
電気の配線のための電柱か、NTTの電話線や光回線などの配線がほとんどですが、ケーブルテレビの線もついている場合があります。
ケーブルテレビやNTT以外の回線が絡んでいると、ちょっと面倒です。
NTTの電柱を借りている場合があるので、他社の線を外してからの撤去となります。
自分の敷地内電柱でも、他の家に配線されている場合があるので、その家の対応も含めて進める事になります。
その辺は、電力会社や通信会社が各家庭に対応を求めますが、依頼主自身が業者と対応する必要もあります。
思った以上に面倒で、時間がかかります。
敷地内電柱の撤去が「無料」だというのがせめてもの救いです。
何社も絡んでくる
例えば電力会社の電柱を撤去する場合。
その会社に電話すると、系列会社から連絡が来ます。
立ち会いの上、どの電柱をどのようにしたいのかをはっきりさせます。
書面にしてその場で渡されるのですが、その後の工事は、別の系列会社が工事します。
通信会社の方は、担当者と立ち会いをした後、その担当者が工事会社の間に入って日程などをコーディネートします。
まとめ
電話したらすぐ抜いてもらえるなんて事はまず無い。
そもそも電話が繋がらなくて待たされる。
チャットで相談した方が早いかもしれない。
担当と話が進んでも、いくつもの会社が間に入るので放置され気味。
ちゃんと日程が組めてない場合は、電話して進捗状況を確認しましょう。
敷地内なら電柱の撤去は無料でやってもらえる。