猫の下部尿路疾患 FLUTD 再発に注意
わが家では保護猫を多頭飼育しています。
6匹いるのですが、そのうちのひとりの男の子が尿路疾患になりやすいのです。
はじめてなったときは、とても驚きました。
尿路疾患になるとどんな症状がでる?
- トイレの回数が増える
- 血尿が出る
- トイレのときに鳴く
- 食欲不振
初めてのときは、病院に連れて行きました。
お薬をもらい、療法食をはじめました。
療法食は初めてでしたので、先生がサンプルを下さいました。
食べてくれるかどうかがわからなかったのですが、ほぼ全て大丈夫でした。
数日で改善に向かい、2週間ほどでほぼ大丈夫な感じでした。
しかし、療法食はある分だけは食べさせて、その後は経過観察です。
ちなみに動物病院ではいろんな種類の療法食がありますが、ペットショップやホームセンターで入手できるのは、ヒルズの尿ケア c/d もしくはロイヤルカナンになります。
そう売れるものではないので、種類も在庫も少ないです。
2度目の尿路疾患
3年間ほど再発はしていなかったのですが、下部尿路に配慮していないおやつを与えてしまったせいか再発してしまいました。
前回と同様にヒルズの尿ケアc/dをあげてどうにか改善に向かいました。
ちなみに、ヒルズの尿ケアのs/d は食べてくれませんでした。
c/dよりもs/dの方が効果が高いのですが、食べてくれないかったのでc/dしかあげられません。
c/dの形状は円形で少し大きめなので、噛みごたえがあります。
歯の弱い猫さんが噛むにはきついかもしれません。
s/dの形状は丸い小粒です。たまにカリカリと噛む音が聞こえる程度です。
Vet Solution キャットフード 尿中ストルバイトサポート
s/dを食べてくれなかったので、こちらもローテーションに加えました。
ヒルズのc/dは毎回だと食べてくれないため「Vet Solution キャットフード 尿中ストルバイトサポート」をあげてみました。
形状はすごく小さい四角形で薄いです。
カリカリと食べる音は聞こえず、噛む動作はしますが飲み込む感じです。
小さいので普通のカリカリを噛み砕くより小さい気がします。
味はすきとまではいきませんが、食べてはくれます。
(これはとても効き目がありました。特別療法食なので効果あるんですね)
再発させないための心得
下部尿路ケアに配慮したフード以外は、食べさせないようにすること。
そして、なるべくお水を飲んでもらうこと。
運動不足、ストレスなどの配慮も必要ですが、まずは食べ物ですね。
他のニャンズは大丈夫そうなのですが、ひとり♂男の子が要注意です。
まとめ
普段から下部尿路に配慮したフードを与えること!
それに尽きると実感しました。