家作り ウッドショックに振り回される

2021年 注文住宅の価格が上昇

家作りは順調ですか?

こちらは2021年初頭から家作り計画を始めました。
3月頃から徐々にウッドショックの影響を感じ始め、今に至ります。

ここで注文しようかなと思ったビルダーは今年2回目の値上げの実施をしました。

6月の終わり頃に契約できたらいいな、と思って進めていたのですが・・・
再びの値上げ宣言!

値上げは突然やってくる

木材価格をチェックしているとどんどん高騰して怖くなります。
在庫があれば建ててもらえますが、入荷未定状態で在庫なしだときついですね。

鉄骨系のホームメーカーの積水ハウスやトヨタホームなどは木材の影響はあまりないようです。
しかし、価格が高いですし買った後の固定資産税やメンテナンスの資金も必要になります。

鉄骨系のユニット工法は、完成がとても速いので魅力的ですが手が届きませんね。

筆者の見立てでは2021年後半あたりに、価格が落ち着いてくるのでは・・・なんて思っています。

価格と品質が比例しているか?

本来そんなに高い価格で取引するはずのない木材を代替使用することで、品質が価格に見合っていない事態になるのが懸念されます。

もしかすると、数年後にその2021年に建てた住宅は木の材質がよくない場合がある。
なんて事になったら、売却時の査定にも影響します。
それは避けたいですね。

とはいえ、ローコスト住宅などは数年したらほぼ売値としては価値が低くなり土地代に上乗せされる程度のものですからあまり変わりませんね。

まだ土地探しをしている状態なら、建売りを買ってしまうのも今の時期なら有りかもしれません。
建売はあまりおすすめしませんが、工期未定で未完成のまま放置されるより、いっそのこと戸建てを買うなんて事も想定するべきかもしれません。

木材ありませんから

ホームセンターのDIYの木材も値上がりしており、木製の家具なども値上がりしています。

政府も対応を始める

国産木材を調達しやすくできるような方向で調整をしているようですが、それがどの程度ウッドショックに好影響を及ぼすかは・・・??

きっかけはコロナ

筆者も同じです。この際家を建てよう!と思ったのは。
家にいる時間が長くなれば、快適に過ごしたいと思うのは当然です。
世界中の人がそう思って、リフォームしたり家を建てます。

ウィルス対策のマスク不足で異常な価格帯が続きましたが、数ヶ月で価格も普段と同じに戻りましたね。
そして新製品も誕生しました。

今回も新製品は登場していますが、ウッドショックを早々に解消できるものでもありません。

さて、おうち時間が減ってきた頃木材価格はどうなっているでしょうか。

そして筆者の家作り計画は頓挫してしまうのでしょうか・・・
この半年ものすごく時間を費やしてきました。

今後の動向が気になります。

ウッドショックこれからどうなる?

2021年7月以降、最高値を更新し続けていたアメリカの住宅着工件数はそれ以降、下降が続いています。
下方修正されたので、年内にはいったん落ち着く気配もあります。
これはアメリカの経済活動が活発になって、おうち時間よりもお外時間にお金を使う傾向になってきたという事です。
再びロックダウンされるような事態になるかもしれませんが、ワクチンの期待感があるので、この先最高値の更新はないと思われます。

ただし、コンテナは不足していますし、山火事が多発した事で木材不足は継続的という見方が多いようです。

そして、流通し始めても以前程の安値にはなりません。
今まで依然高めの水準を保ちながら、推移していくと思われます。

そして日本政府には、今こそ林業分野を伸ばしていただきたいですね。

木材が入手できない・・・なんて悲しい事態にならぬよう林業従事者の育成に尽力頂きたい次第です。