家を所有すると税務署から固定資産税の調査通知がくる
コロナ前は家の中まで入ってきて、仕上げや設備などをチェックして細かなことに固定資産税を上乗せすると聞いていました。
インターホンのモニターがカラーとか、洗面台が3面鏡だとかチェック項目がありキッチンの幅を測ったりもするらしい。
しかしコロナウイルスの感染予防対策ということで、調査員の家庭訪問の代わりに必要書類を郵送する方法に変更になりました。
そして後日、調査員が目視で確認するとの事で、所有者の立ち会いは不要なのだそうです。
家のどの辺まで入ってくるのかな・・・?
門開けて庭まで入ってくるとか、あるいは遠巻きに見るだけ?
我家は入り組んでいるから、全貌は確認できないと思うんですよね。。。
人が家に来るのはとにかく苦手な私にとって、こういった変更は大歓迎なんですが、どこかから観察される予定ってなんかコワイですね。
手元にない2種類の書類 仕上表と設備表
設備表と仕上表を提出しなければならないのですが、ないんですよね、どこ探しても。
中古住宅を購入した場合、これらの書類が渡されないままになることがあるそうです。
しかし、戸建ての注文住宅ですから無いはずはないのです。
税務署に送らないといけない書類なので、ハウスメーカーの担当に連絡してみました。
なんと!この書類、渡されてないことが判明しました。
そりゃどこ探してもないはずです。
送付依頼をしたところ、別の書類で代用して欲しいとのこと。
そもそも作成してないんじゃないのか・・・
税務署が知りたい内容はその代用書類で確認できるので、とりあえずそれらを送りました。
固定資産税を安くする裏技ってあるの?
ひと昔前なら、税務署が来てから設備を追加するという荒技で固定資産税を少しでも安くするというようなこともあったらしいです。
しかし今は、ハウスメーカーがそういった対応はしてくれないでしょう。
それに、必要なものを後付けするとなるとその分手間もかかりますので、裏技的なものはあまりおすすめできません。
固定資産税の評価額に不満があるときは
固定資産税の請求書が届いて内容を確認して、仮に間違っている(面積など)箇所があれば「異議申立て」をすることができます。
ただし、異議申立てができる期限があるので、絶対におかしい!と思ったら異議申立てをしましょう。
今回のお役立ちポイント
もし中古住宅を購入した方やこれから購入する方、注文住宅や建売住宅を購入した方、これからする方は「仕上表」と「設備表」をもらっておきましょう。
税務署に送付する書類は以下の5点
- 平面図
- 立面図
- 断面図(矩計図)
- 仕上表(仕様書・概要書)
- 設備表
これらは建築確認申請書(副)か、建物の売買契約書・請負契約書に添付されているもののコピーが必要です。
楽しい家作りですが、書類申請などはちょっと疲れますね。
予め今後どのような書類が必要なのかを知っておけば、時間の無駄なく揃えることができます。
ぜひお役に立てて下さい。
(仕上表と設備表のことを知っていれば、引渡しまでにこれらの書類をもらって最短で準備できたのに、、、と筆者は嘆いています)
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