羽毛布団を自宅の洗濯機で洗うとどうなってしまうの?
羽毛布団でも洗濯機でぐるんぐるん回せたら、気持ちいいだろうな〜と思い続けていました。
そこでチャレンジャーなワタクシ、この度この無謀ともいえるミッションをクリアしましたので、参考になればとご報告いたします。
自宅のドラム式洗濯機で高級羽毛布団をふつうに洗濯してみた
わが家の洗濯機は日立のドラム式洗濯乾燥機。
洗濯12kg/乾燥6kg
どうせ買うならと容量大きめの洗濯乾燥機を買いました。
このドラム式洗濯乾燥機で、羽毛布団を洗濯してしまおうという魂胆です。
しかも西川の高級羽毛布団です。
何枚か羽毛布団はあるのですが、この羽毛布団がいちばん縫製がしっかりしていて他のとは一線を画しており堂々たる存在感なのです。
しかし羽毛布団の寿命を調べてみると、ものにもよりますが長くて15年ほどだそうです。
10年以上経過しているし、同じのがもう一枚あるので洗濯機に入ってもらいました。
しかも洗濯ネットなしで。
(なんだか申し訳ない気持ちさえするのはなぜ・・・)
洗濯コースはどれにしようか?
まさかの標準コースはさすがにヤメておきました。
洗い5分〜すすぎ2回〜脱水4分
こんな感じの洗濯コースに設定し、洗剤はおしゃれ着洗い用を少々。
柔軟剤は不要です。
洗い上がりはどうだった?
最悪、カバーが破れ羽毛が飛び出て洗濯機の中が羽毛だらけ・・・という悲惨なことになり兼ねません。
しかし、ドアを開けてみると普通のタオルケットを洗った後のような感じ。
しっかり中まで水が浸透していて、洗濯された証拠です。
水をはじいてまともに洗えないかもと予想していたので、ちょっと驚きの仕上がりでした。
さてこれを先日後付けしたサンルームに干します。
洗濯竿を2本使い、なるべく全体に風が行きわたるようにファサ〜と広げました。
ちなみに羽毛布団を手洗いした場合、屋外で2〜3日干さないと乾かないらしいです。
サンルームで乾くわけがありませんね。
でも丸一日干してとり込みました。
サンルームでこれ以上干しても生乾きが状態が続いて、カビてしまいます。
表面はそこそこ乾きましたが、中の羽毛はまだまだ濡れています。
これを今度は、乾燥機に入れました。
通常の乾燥コースよりやさしめ設定にしたら140分となりました。
これをこのまま乾燥しちゃいます。
乾燥の仕上がり具合は?
ここでもまた悪夢を想定していました。
カバーが破れ羽毛が飛び出て洗濯機の中が羽毛だらけ・・・
ドキドキしながら乾燥機を開けてみると、微妙にしめった状態の羽毛布団に仕上がっていました。
完全に乾かすためにはどうしたらいい?
そこで登場するのが、布団乾燥機です。
外に干すのが苦手なので、布団乾燥機を使う派なので布団乾燥機は何台かあります。
今までの布団乾燥機は大きな袋を、敷き布団と掛け布団の間にはさんでセッティングしなければならず、非常に手間がかかりました。
アイリスオーヤマのノズルから風が出てくるタイプのは、非常に便利です。
「カラリエ」なら大きな袋のセッティングが不要なのです。
特にツインノズルは、横から入れて左右に風を送ればムラが少なくなります。
ひとつ注意点ですが、布団乾燥機はそこそこの電力を使います。
TEPCOのウェブ明細で確認したところ、布団乾燥機を使っていた時間の使用量が飛び抜けていたので使い過ぎにはご注意ください。
今回は100分コースを1回やってみて状態を確認することに
ベッドに広げたとき、中の羽毛が生乾きだったため、布団の部分部分にかたよりがありました。
布団乾燥機をかけたことで、内部の羽毛が乾いて空気を含み想像以上にふっくら仕上がりました。
思った以上の出来栄え!ニンマリしてしまいました。
ムラをなくすために、別の角度からノズルを挿入して再度スタート。
洗濯すると劣化するといいますが、今回は大成功です。
大惨事も想定していましたが、洗濯前よりも気持ちいいです。
まとめ
ドライクリーニングだけOKマークで、他は全部❌マークの羽毛布団をドラム式洗濯乾燥機で洗うという荒技、いやもう悪行ともいえるミッションにチャレンジしてみました。
まさかの大成功という結果となりましたが、これはたまたまうまくいっただけかもしれません。
布団の生地や縫製がしっかりとしていて、ほつれなどがなかったので羽毛が飛び出ることがなく布団も無事で、洗濯機も故障せずにすみました。
次に買うときは、自宅の洗濯機で丸洗いOKの羽毛布団を買おうと思います。